2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
(p228より引用) 日本は島国で、周囲から孤立した閉鎖的な社会であり、それだけに一面では他からの影響をあまりうけることなく独特な文化を育てることができた。・・・そしてその文化を支えているのは、水田を中心とした農業であり、日本の社会は、弥生文化…
ショーペンハウエルは一貫して自らの頭で考えることを訴え続けています。(p29より引用) 真理の発見にもっとも大きな妨げになるものは、事物から発してきてひとを誤謬へ誘いこむいつわりの仮象ではなく、また直接には知性の弱さでもない。そうではなくて、…
「花伝書」は、申楽の奥義である「花」の伝承を目的としています。(第七 別紙口伝 p82より引用) 花と、おもしろきと、めづらしきと、これ三つは同じ心なり。 「花」とは、観る者に心からの感動を与える元であり、その主たる要素が、おもしろさでありめずら…
「初心忘するべからず」という詞は世阿弥が編んだ「花伝書(風姿花伝)」が出典とされています。 ことわざ辞典によると、 「何事も、それを始めようとした時の謙虚さや真剣さを忘れてはならない、ということ。初心=ならいはじめたときの素朴な気持ち、の意…
以前、私はこのBlogでマキアヴェリの「君主論」を「プレゼンテーションツール」としても一流と書きました。 この「花伝書」は、形式的に「指南書」としても極めて上質なものだと思います。 その構成ですが、イントロダクションとしての「序」に続き、「第一 …
(中内氏の「イサオ」という字は「たくみへん」に「刀」ですが、フォントがないので、人名で大変失礼ではありますが「功」の文字で代用します) 本年9月19日、ダイエー創業者中内功氏が亡くなりました。 ダイエーは私たちの年代にとっては、大規模小売業・流…
先に読んだ「知的複眼思考法」の巻末のリーディング・ガイドで紹介されていたので、久しぶりに読み直してみました。 最初にこの本を読んだのは学生のときだったと思います。当時もかなり流行りました。このBlogをご覧のみなさんの中にも読まれた方はかなりい…
この本は、日本経済新聞に2005年2月「私の履歴書」として連載された内容に、訳者の解説等が加筆されたものです。 ドラッカーの経営マネジメント関係の本は、以前人並み程度に何冊かは読んでいるので、ちょっと興味を感じて手にとってみました。 年少期の世…
この本は、極めて丁寧に「基本的な思考法」を解説したものです。 以前、このBlogでもドイツの哲学者ショウペンハウエルは「自分の頭で考えること」を主張し続けているとご紹介しました。レベルや対象は異なるかもしれませんが、実践的な思考プロセスのヒント…
(p158より引用) 立場によって拘束された見かたの限界ということを明らかにする。そして、その限界を示すことで、その前提のまちがいを論じていくのです。 たとえば、ある人が「大学を卒業しても定職についていない若者が多い」と言ったとします。そのとき…
「子曰く、道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に游ぶ。」 (述而)(論語の読み方(渋沢栄一)p184より引用) 完全な人間になろうと思ったら、道に志すと同時に、徳と仁を踏まえなければならない。しかし、これだけでは人間が堅すぎて窮屈になってしまうから…
(兵法家伝書(柳生 宗矩)p55より引用) 僧古徳に問ふ、如何なるか是れ道。古徳答へて曰く、平常心是れ道。・・・何もなす事なき常の心にて、よろづをする時、よろづの事、難なくするするとゆく也。・・・一筋是ぞとて胸にをかば、道にあらず。胸に何事もな…
(p50より引用) 議論をしていてわからないことがあると「よく勉強していないのでわかりません」と弁解する学生がいます。自分で分からないことにぶつかると、勉強不足・知識不足だと感じてしまうのです。・・・「知らないから、わからない」という勉強不足…
(兵法家伝書(柳生 宗矩)p27より引用) 学は道にいたる門なり。此門をとをりて道にいたる也。しかれば学は門也、家にあらず。門を見て家也とおもふ事なかれ。家は門をとをり過ぎて、おくにある物也。学は門なれば、文書をよみて是が道也とおもふ事なかれ。…
(「価値組」未来企業へのシナリオ(監修:島田 精一)p264より引用) 変化に合わせ、顧客目線と現場目線で、限界が見えた仕組みを変えていくことが重要 (トヨタ自動車:松原彰雄氏) ここでもやはりトヨタさんは、ものすごく重要なことを当たり前のことと…