OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary People

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

一度読んだら絶対に忘れない物理の教科書 (池末 翔太)

いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。 私は、高校時代「文系」だったので授業で習ったのは「化学Ⅰ」と「生物Ⅰ」で、「物理」は履修していません。なので、今となってはとても心残りに感じていました。 そういう背景があるので、「物理の入門…

〔映画〕ザ・アウトロー

2018年公開のアメリカのアクション映画です。 ジェラルド・バトラーが主演をつとめていますが、こういったワイルドな役は素直に彼のキャラクターにはまっていましたね。彼の場合は、あまり捻らない方が持ち味が発揮できるタイプだと思います。 タイトルが今…

〔映画〕サンダカン八番娼館 望郷

1974年の公開ですから、もう50年ほど前の作品です。 山崎朋子さんによる「大宅壮一ノンフィクション賞」受賞作「サンダカン八番娼館―底辺女性史序章―」を原作にした映画とのことですが、確かにとても見応えのある素晴らしい作品だと思います。 テーマ自体す…

人類の起源-古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 (篠田 謙一)

会社の大先輩がSNSで紹介されていて気になった本です。 いつもの図書館に所蔵されていたので、さっそく借りて読んでみました。最新の遺伝子研究の成果から人類誕生以降の足跡を顕かにしようと試みた著作です。 さっそく数多くの私の興味を惹いたところから、…

〔映画〕渚のシンドバッド

1995年の日本映画です。 当時、こういったプロットの作品を世に問うのはなかなかチャレンジングだったかもしれません。 今日のように“LGBTQ” が一定のポジションを得ている時代だと、逆にこういったトーンの作品は作れなかったような気もします。 そういっ…

〔ドラマ〕火曜サスペンス劇場 新・女検事 霞 夕子 ペルソナ・ノン・グラータ

テレビの人気シリーズ “火曜サスペンス劇場” の1994年放映の作品です。 原作は夏樹静子さんの短編小説ですから、本格ミステリーというよりもテレビの視聴者向けにエンターテインメントに徹したつくりです。 なので、犯行の手口も稚拙ですし、証拠もとても都…

ルポ 誰が国語力を殺すのか (石井 光太)

いつも聴いている大竹まことさんのpodcastの番組に著者の石井光太さんがゲスト出演していて、本書の紹介をしていました。 石井さんの著作は、以前にも「ルポ 自助2020- ― 頼りにならないこの国で」という本を読んだことがあります。 本書も前作と同様に、石…

〔映画〕東京湾炎上

今から50年近く前、1975年公開の日本の特撮映画です。 ストーリーは「シージャック」がモチーフですが、テロリストの動機も計画も行動もとても稚拙で観ていてちょっと情けなくなります。 他方、特撮の方は、懐かしいテイストでなかなか良かったですよ。「石…

〔映画〕クロスマネー

スペインの「サスペンス」映画です。 かなり変わったプロットなので、万人受けする作品ではないでしょう。 私も、特にラストに向かってストーリー展開には、今ひとつついていけませんでした。 結局、主人公はどうするつもりだったのが、どうなってしまった…

歌枕殺人事件 (内田 康夫)

かなり以前に読んだ内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ”ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。 今回は “宮城” です。宮城(仙台)は、今勤務している会社でも、以前勤めていた会社でも拠点…

〔映画〕闇の狩人

1979年公開の映画です。 池波正太郎の原作を監督五社英雄が主演仲代達矢で撮った作品です。 役者さんと映像にばかり気が行って、物語自体はあまり印象には残りませんでした。 ともかく出演者は今からみると凄まじい面々です。 仲代さんをはじめとして、原田…

〔映画〕ボルケーノ・パーク

とてもありがちな“デザスター・パニック”映画です。 中国映画ですが、監督はイギリスのサイモン・ウェスト。「トゥームレイダー」や「エクスペンダブルズ2」を撮った大物監督とのことです。 とはいえ、作品としての出来は、まさに予想どおりというか予想以…

プリズン・ドクター (おおたわ 史絵)

いつも聴いている大竹まことさんのpodcastの番組に著者のおおたわ史絵さんがゲスト出演していて、本書の紹介をしていました。 刑事施設内という特殊な環境下での経験を綴ったエッセイはとても興味深いものがありました。それらの中から、私の関心を特に惹い…

〔映画〕ブラッド・スローン

地味で抑圧されたトーンの“サスペンス”映画です。 出演している役者さんたちもメジャーではないのですが、各々なかなかに渋く、演技にもリアリティがありました。 こういう状況化でここまで思い切って自らを変えることができる主人公はまずいないとは思いま…

〔映画〕ザ・ボディガード

これもよくありがちなプロットの “サスペンス映画” です。 登場人物の善悪もはっきりしていてストーリーも平板、作品としてはストレートに“並”の出来なのですが、かえって、そのつくりのベタさ加減が結構私にはハマりました。 想像どおり専門家の評価はかな…

『失敗の本質』を語る なぜ戦史に学ぶのか (野中 郁次郎)

いつも利用している図書館の新着本リストで目に付いた本です。 野中郁次郎教授の著作は、今までも「失敗の本質」を皮切りに「知識創造企業」「戦略の本質」等々、何冊か読んでいます。 本書は、数々の著作で語られた野中教授の戦略理論等を俯瞰するとともに…

〔映画〕テロリスト・ゲーム

かなり“ショボい”印象だったのですが、やはり1993年のテレビ映画なんですね。 テロリスト、ソ連、核爆弾、列車ジャックととても月並みな“ネタ”が並んだ、いわゆる“B級サスペンス”の典型です。 ただ、単純なつくりだけに、誰でもある程度の満足感と物足りな…

〔映画〕リピーテッド

「一日だけの記憶で、一晩眠ると前日の記憶がなくなってしまう」というのは、ドリュー・バリモアの「50回目のファースト・キス」での設定と同じですが、あちらは“ロマンティック・コメディ”、こちらは“サスペンス・スリラー”です。 ストーリー的には、犯行…

平家伝説殺人事件 (内田 康夫)

このところ、かなり以前に読んだ内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ”の中から私の出張先が舞台となった作品を読んでいます。 その流れでシリーズ第一作目となる「後鳥羽伝説札事件」を読んだのですが、まだ少々尖がっていたころの内田さんの筆致を目にし、そ…

〔映画〕ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト

このところちょっと「ルパン三世」づいています。 本作品は2002年放映のTVスペシャルシリーズの中のひとつとのこと。 ルパン三世とその仲間たちとの最初の出会いのエピソードがモチーフですが、それまでのアニメシリーズとの整合性はとれていませんから、こ…

水のない川 暗渠でたどる東京案内 (本田 創)

いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。 こういう感じの“街歩き”本は、今から15年以上前に読んだ中沢新一さんの「アースダイバー 」、最近では、高橋源一郎さんの「失われたTOKIOを求めて」等を読んだことがありますが、本書は「暗渠」をテーマ…

〔映画〕ピエロがお前を嘲笑う

2014年のドイツ映画です。 変わったタイトルに惹かれて観てみましたが、原題は「Who Am I」。「Kein System ist sicher」という副題がついていて、翻訳によると「安全なシステムはない」という何とも味気ないタイトルでした。 ハッキング犯罪がモチーフにな…

〔映画〕ファイナル・カウントダウン

1980年のアメリカ映画です。 もう何度も観ていますが、また久しぶりに観たくなりました。 タイムトリップものの戦争映画としては草分け的作品ですね。ストーリーは当然ながら“御都合主義”的ですが、そもそも論理的な辻褄が合うわけではないので観る方も織り…

米朝らくごの舞台裏 (小佐田 定雄)

SNSで紹介されていたので目に付いた本です。 私は「落語」は結構好きな方で、その中でも「三代目桂米朝」師匠はお気に入りの噺家さんの一人です。もちろん“人間国宝”でいらっしゃるので言うまでもありませんが、その上品な芸風は他の噺家さんとは一線を画し…

〔映画〕柘榴坂の仇討

浅田次郎さんによる短編小説が原作の映画です。 浅田作品を原作にした映画は今までも「鉄道員(ぽっぽや)」「壬生義士伝」「地下鉄(メトロ)に乗って」あたりを見ていますが、それらに比べて本作はかなり“あっさり” していますね。もっとストレートに言え…

〔映画〕ルパン三世 THE FIRST

2019年12月に公開された作品です。 ストーリー的には、ルパン三世の劇場版にありがちなプロットでインパクトはなかったのですが、3Dアニメーションの出来はかなり上等だと思います。立体感も自然で映像も綺麗でした。 登場キャラクタはいつもの面々、声優…

遺譜 浅見光彦最後の事件 上・下 (内田 康夫)

このところ、かなり以前に読んだ内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ”の中から私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみているのですが、図書館でそれに該当する本を探していたおり、目についた作品です。 ともかく“浅見光彦…

〔映画〕犬も食わねどチャーリーは笑う

オリジナル脚本の最近の作品です。 最近ちょっと気になっている女優さん、岸井ゆきのさんの出演作ということで観てみました。 感想はといえば、正直なところ “今ひとつ” でした。 最近のネット社会でありそうなエピソードをモチーフにしているのですが、取…