2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
先に読んだ畑村氏の「畑村式「わかる」技術」という本の中に「直感」と「直観」の話がありました。 この本を読んで「チョッカン」で数学の難問がすいすい解けるようになるわけではありません。この本は、「解けるようになる」ことではなく「分かるようになる…
10年以上前の職場の上司がものすごい読書家の方で、ミーティング等の際によく中村天風氏の言葉を引用されていました。 多くの著名な政治家・経営者が氏の思想に共鳴しているとのこと、今回、偶々図書館で見つけたので、天風氏の本とは一体どんなものかちょっ…
先に読んだ内村鑑三氏の「代表的日本人」で紹介されていた一人に「上杉鷹山(1751~1822)」がいます。その人となりについてほとんど知らなかったので手に取った本です。 最近はめっきり「歴史小説」は読まなくなったのですが、最近いくつかの映画(たそがれ…
この本でも、「課題解決」より「課題設定」が重要だとの指摘がされています。 この本で得られた「課題設定」のヒントは、「課題設定の『上り』と『下り』」です。 通常の場合、課題を考える場合には、すぐ目の前にある事象をストレートに対象にして考えます…
(p3より引用) 創造や失敗について考えるときは、まず事象をしっかりと理解することから始める必要があります。「しっかりと理解する」ためには、まずは「わかる」ということの仕組みをきちんと知っておく必要があるし、さらに「わかる」仕組みを積極的に利…
新渡戸氏はよく「善用」という言葉を用います。 「善用」を辞書で引くと「よい方に使うこと。うまく使うこと。」とありますが、新渡戸氏の伝えたい気持ちはそれだけの意味ではないと思います。 あらゆることがらを「善意に応用する」という「新渡戸流ポジテ…
新渡戸氏はものすごく真っ当な人物でした。 この本は、どこを読んでも真摯な教訓・箴言に溢れています。クエーカー教徒としての人道主義的姿勢の現われかもしれません。また、随所に、「菜根譚」からの引用も見られます。ともかく、いかにも明治の一流の人格…
最近はIT業界を中心に多くのベンチャー企業が登場し、そのいくつかの企業は新たな業界のリーダとなりつつあります。 従来型の企業もその新たな流れへの対応にチャレンジしていますが、他方、従前からのキャッシュカウとしての成熟市場の延命にも努めています…
(p105より引用) 労働災害の世界には、災害が発生する確率を経験則から導き出した「ハインリッヒの法則」というものがあります。一件の重大災害の裏には二十九件のかすり傷程度の軽災害があり、さらにその裏にはケガまではいたらなくても三百件の「ひやっと…
(p68より引用) ここで出てくる大切な考え方は、一般化した知識をもとに「上位概念」(メタコンセプト)に上るということです。・・・ロケットの技術者に欠けていたのは、自分たちの分野の研究ではなく、たとえば自動車という人間の生活に非常に近い、長年…
(p184より引用) 秩序と乱雑の二つの世界は、いずれも複雑なものではない。私たちにとって厄介なのは、両者の間に位置する世界である。秩序がありそうだが、なさそうでもある。乱雑なようでもあるが、乱雑でないようでもある。わかりそうでわからない。その…
従来から興味があったので、図書館で目についた「複雑系」関係の本を読んでみました。 「複雑系」とは、 「大辞林(三省堂)」によると、「多くの要素からなり、それらが相互に干渉しあって複雑に振る舞う系。従来の要素還元による分析では捉えることが困難…
ナーデリはウェルチの最終後継候補3名のうちの一人でした。 後継者には選ばれませんでしたが、GEを離れホームデポ(アメリカ最大のホームセンタ)のCEOに迎えられました。(p235より引用) 分権化がホームデポをダメにしていたわけである。第二次世界大戦後…
本書は、ウェルチ氏本人の著作ではないので、かえってサクサクと概念整理がされているように思います。 大分以前に「わが経営」は読んでいたので、ウェルチ氏時代のイニシアティブの解説よりも、むしろ、ポスト・ウェルチの後継候補者たちに係る記述の方に興…
(p41より引用) 組織のエネルギーが無駄遣いされたり、不適切な方向に逸らされてしまわないようにする方法の一つは、何かを「やめる」ことだ。具体的には、もはや会社に付加価値をもたらさなくなった業務、プロセス、製品から手を引くことである。ドラッカ…
三島が心酔したという「葉隠」にあるフレーズです。(p58より引用) 風体の修業は、不断鏡を見て直したるがよし。・・・うやうやしく、にがみありて、調子静かなるがよし。 (p76より引用) 写し紅粉を懐中したるがよし。自然の時に、酔覚か寝起などの顔の色…