2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
読売新聞の「本の欄」で紹介されていたので読んでみました。 著者の山口二郎氏は北海道大学教授・政治学者です。 40年ほど前のことですが、私は、著者の山口氏と小学校のとき同じクラスになったことがあります。年は山口氏の方が一つ年長なのですが、私が通…
竹内薫氏の著作は、以前にも「99・9%は仮説」、「仮説力」、「世界が変わる現代物理学」と読んでいて、本書で4冊目です。 本書では、著者が「天才」と位置づけた13人が登場します。 アイザック・ニュートン、アルベルト・アインシュタイン、スティーヴン・…
英文学者の外山滋比古氏の本は、以前「ちょっとした勉強のコツ」を読んだことがあります。 本書は、「現代日本語」をテーマにしたエッセイです。 まさにエッセイなので、「正しい日本語」の教本ではありません。 いくつかの著者の話題のなかで、私の関心をひ…
著者の中嶋氏は現代中国学の専門家です。 その著者自身の実地の経験に基づく「日本/中国比較」に関する軽い読物です。 欧米人から見るとほとんど区別がつかない中国人と日本人ですが、その思考や行動に表れる根源的な思想には大きな相違があるといいます。 …
以前、白川 静氏の「漢字―生い立ちとその背景」は読んだことがありました。また、松岡正剛氏の本も数冊読んでいます。 本書は松岡正剛氏による「白川学」の入門書です。 白川氏が自身の学究生活のすべてを賭けて突き止めようとしたのは、「日本を含んだ東洋…
タイトルどおりの究極のHow To本です。 ケース・インタビューの練習用に数多くの例題が掲げられていて参考になるのですが、そのケースの解答例は、(まさにこの本が示している方法論に従っているのですが、)あまりにもパターン化されすぎているように感じま…
齋藤孝氏の著作は、以前にも「私塾のすすめ-ここから創造が生まれる」や「日本を教育した人々」等何冊か読んでいます。 本書は、それらと比べるとちょっと趣きの変わったものです。 昨今特に、ほんのちょっとしたことで傷つく、自信を喪失するといった人々…
歴史上の人物の実像は、今となっては、何らかの文献によってイメージするしかありません。 しかしながら、その文献は、書き手というフィルタを経たものですから、それは意図するせざるに関わらず何らかの衣を纏ったものになっています。その結果、根拠とする…
本書の中で、著者はいくつもの「日本的技術」の特徴を指摘しています。 ひとつには、日本企業のもつ「製品化への執着」の姿勢です。 (p51より引用) 日本企業は、欧米の発明企業が道半ばにしてあきらめたり、放棄したりしていた研究テーマを、明確な目的意…
とかく独創性に欠けると揶揄されている「日本技術」について、その特徴や位置づけ・評価を、歴史や文化の観点も踏まえ論じた本です。 (p6より引用) 「技術」とは、いうなればアイデアや着想を「もの」に転換する方法論である。 著者は、その論考を通じて、…
白洲次郎氏は、以前、その著書「プリンシプルのない日本」や「白洲次郎の流儀」等を読んで、その経歴や人となりはある程度理解していました。 また、白洲正子氏については、「私の古寺巡礼」という著作を読んだことがあります。 本書は、その白洲次郎・正子…
最近の新書によく見られる「タイトル」で惹きつける類のようですが、元ボストンコンサルティンググループの堀紘一氏の著作ということで読んでみました。 堀氏は、まず、一見すれば同じように空気を読まない人間であっても本質的に異なる2つのタイプが存在す…
渡部昇一氏の著作は、以前、「日本史から見た日本人 昭和編」という本を読んで、納得できるところのもあれば、ちょっと?というところもあったのですが、今回は「歴史観」とは別のテーマの本です。 初版は30年ほど前のものなので、時の移ろいを感じつつも、…
新年、あけましておめでとうございます。 今年は、穏やかな陽気の年明けとなりました。 いつもの読書の方は、今年もぼちぼちと、年間100冊を目安に読んでいきたいと思います。 昨年は、古典系の割合がちょっと少なかったので、今年は原点にもどって岩波文庫…