2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
著者の辰濃和男氏は、朝日新聞の記者・論説委員を歴任した方で、1975年から88年にかけて「天声人語」の執筆もなさっていたとのこと。その辰濃氏の最近のエッセイです。 テーマは「ぼんやり」「懶惰」「閑適」「無為」・・・。そういう時間の過ごし方の意味や…
ちょっと前に、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」を読んだところですが、本書は、まさに1905年から06年の世界、日本でいえば日露戦争当時の世界の風景を映し出したものです。 世界一周の旅をしたのは、ドイツ人ワルデマール・アベグ。 船でヨーロッパを発ち、ア…
私が知っている小沢昭一さんは、俳優でありラジオのパーソナリティとしての姿です。 小沢さんと永六輔さん・野坂昭如さんが一緒に活躍されていたことを薄っすらと記憶しています。 本書は、民俗学者神崎宣武さんとの対談で、自らの趣味・道楽の歴史を数回に…
「ソーシャルブレインズ」は「社会脳」と訳されるのですが、そう訳されたとしても何のことかよく分からないですね。 藤井氏による最もシンプルな定義はこうです。 (p4より引用) ソーシャルブレインズとは、ごく簡単に言えば、「僕たちが社会の中で生き抜く…
会社の共用文庫に寄贈されていたので読んでみました。 発行は2009年1月ですから、この手の業界を扱ったものとしては、ちょっと前の内容ということになります。とはいえ、「グーグルという企業」のアウトラインをザクッと把握するには、コンパクトで手ごろな…
本書は日露戦争を舞台としたかなりの長編小説なので、数多くの登場人物が描かれています。 全編を通しての主役は秋山好古・真之兄弟ですが、前編では、秋山兄弟と同郷、松山出身の歌人正岡子規が主要人物として登場します。後編は、まさに日露戦争の陸海の戦…
NHK大河ドラマの「竜馬がゆく」が大評判で、今またちょっとした司馬遼太郎氏のブームですね。私も以前から、司馬氏の作品はそこそこ読んでいたのですが明治期のものは「花神」ぐらいでした。 ということで、今回は(今さらながらではありますが、)司馬氏の…
NHK大河ドラマの「竜馬がゆく」が大評判で、今またちょっとした司馬遼太郎氏のブームですね。私も以前から、司馬氏の作品はそこそこ読んでいたのですが明治期のものは「花神」ぐらいでした。 ということで、今回は(今さらながらではありますが、)司馬氏の…
書評の評価が非常に低いので、かえって興味を抱いて手にとってみました。 日本航空の客室乗務員の独り語りです。 「崩壊」の要因の大半は「労働組合」にあるとの論。機長らによる「管理者組合」の存在等、確かに常識をはるかに超えた「特殊論理」がまかり通…
早稲田大学からロッテオリオンズ(現マリーンズ)へ入団、大リーグのニューヨークメッツでもプレーした投手小宮山悟氏の著作です。 24歳でプロ入り、44歳まで現役を続けた小宮山氏の野球に取り組む考え方や姿勢が、高校から大学、さらにはプロ生活における実…
「比べる」ことに加えて、三谷氏が勧めるもうひとつの発見のための視点が「ハカる」ということです。計る・測る・量る・・・。 実際に対象を「ハカる」ことによりいろいろな事実が見えてきます。が、多くの企業が知りたいと求めているのは、顧客である「ヒト…