OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary People

2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

朝日殺人事件 (内田 康夫)

かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。 ただ、私の出張先も勤務していた会社すべてでみてみるとそこそこの都道府県にわたるの…

〔映画〕 インクハート/魔法の声

2008年に制作されたアメリカ・イギリス・ドイツ合作映画です。 原作もおとぎ話という典型的な “ファンタジー” 作品で、物語も素直、映像も綺麗。さらには、主人公が持つ不思議な「魔法の舌」というアイデアも独創的でした。 主演のブレンダン・フレイザーは…

水族館飼育員のただならぬ裏側案内 (なんかの菌)

いつも聴いている茂木健一郎さんのpodcast番組に著者のなんかの菌さんがゲスト出演した際に紹介していた本です。 四コママンガをはじめとしたイラストをふんだんに使ったとても変わった体裁で、興味深い“水族館の裏側”をこれでもかとアピールしていきます。…

〔映画〕 駅 STATION

1981年に公開された日本映画です。 脚本は倉本聰さん、監督は降旗康男さん、そして主演を高倉健さんがつとめるという豪華布陣の作品ですね。 ちなみに、1981年と言えば、私は大学生で初めて冬の北海道を旅行で訪れたころです。その後社会人になってからも結…

爆弾 (呉 勝浩)

このところ気分転換に読んでいるミステリー小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ” と以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品に偏っているので、ちょっと趣向を変えて、今まであまり読んだことのない作家の方々の作品にトライして…

〔映画〕 ポーカーフェイス 裏切りのカード

2022年に公開されたアメリカ映画です。 ラッセル・クロウが監督・主演を務めたサスペンス作品ですが、正直な感想では、今一つでしたね。 後半部分の強盗の闖入は、如何にも唐突なうえ、作品が描こうとしたテーマとは全く無関係でした。むしろ、昔馴染みの面…

世界は進化に満ちている (深野 祐也)

いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。 「進化」は私が興味を抱いているテーマのひとつで、ちょっと前にもブルーバックスで「世界一シンプルな進化論講義(更科 功)」という本を読んでみました。ただ、今の私にはブ…

〔映画〕 大巨獣ガッパ

1967年に公開された日本映画です。 東宝のゴジラ、大映のガメラのヒットに影響されたのでしょう。その後を追って日活が制作した怪獣映画作品です。 ただ、先の2作品と比べて、かなり特異なテイストで作られていますね。確かに怪獣映画ではあるのですが、作品…

よりそう言葉 (五木 寛之)

以前読んだ「折れない言葉」や「錆びない生き方」と同じシリーズとのこと。五木寛之さんによるエッセイはともかく目についたら中を覗いてみたくなります。 本書は、2015年から10年間にわたり「ボケない名言」とのタイトルで「サンデー毎日」に連載されたもの…

〔映画〕 ゲットバック 奪還

2016年に公開されたドイツ映画です。 ドイツの “クライム・コメディ” というのも珍しいですね。とても軽いノリのつくりで、ストーリーもかなり雑です。 ラストも「これで終わり?、サプライズもなし?」という尻切れトンボ感で、とても意外でした。 とはいえ…

日航123便墜落事件 四十年の真実 (青山 透子)

いつも利用している図書館の新着本の棚で目についたので手に取ってみました。 著者の青山透子さんは、元日本航空国際線客室乗務員。国内線時代には、事故機のクルーと同じグループで乗務した経験もあったとのこと。 本書は、そういった背景を持つ青山さんが…

〔映画〕 ジゴロ・イン・ニューヨーク

2013年に公開されたアメリカ映画です。 この作品、ウディ・アレンが出演していますが、彼は監督ではありませんし、脚本も違います。同じく出演しているジョン・タトゥーロが監督・脚本もこなしています。 ウディ・アレン監督の作品は「レイニーデイ・イン・…

夜刑事 (大沢 在昌)

気分転換に読んでいる大沢在昌さんのサスペンス小説です。 かなり以前、いつも聴いている大竹まことさんのpodcast番組も大沢さんご本人が紹介していました。 大沢さんの作品は、このところ「ボディガード・キリシリーズ」に手を出していたのですが、本書は、…

〔ドラマ〕 24 -TWENTY FOUR-(シーズン3)

2003年から放映されたアメリカの連続ドラマで、事件が起こった1日、24時間を1時間ごとに区切って24回のエピソードとして放映するという作りがうけて大人気シリーズとなった「シーズン3」です。 今回起こる事件は「バイオテロ」。 これまでのシーズンと同じ…

高宮麻綾の引継書 (城戸川 りょう)

このところ気分転換に読んでいる小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” や大沢在昌さんの作品のうち未読作あたりに集中しているので、目新しい作家さんの作品も読んでみようかと思っていた矢先、たまたまamazonのお勧めで目に…

〔映画〕 地獄の黙示録 ファイナル・カット

1979年に公開されたアメリカ映画です。 ずっと以前から観ようと思い続けていた作品で、ようやくトライしてみました。 映画ではベトナム戦争が舞台になっていますが、原作は19世紀後半のアフリカ・コンゴが舞台だったとのこと、違うんですね。 それ故か、戦闘…

日本語再定義 (マライ・メントライン)

いつも聴いている大竹まことさんのpodcast番組に著者のマライ・メントラインさんがゲスト出演した際に紹介していた本です。 マライさんはドイツ出身で2008年から日本に在住、流暢な日本語を駆使し翻訳家、エッセイストとして多方面で活躍しています。 本書の…

〔映画〕 ニューヨーク1997

1981年に公開されたアメリカ映画です。 物語の舞台が1997年ですから、制作時からみると “近未来・アクション” 作品ということになります。 とはいえ、設定もストーリーもかなり大雑把で、SFだとしてもリアリティがありませんし、小道具類ももう少しスマート…

世界は基準値でできている 未知のリスクにどう向き合うか (永井 孝志 他)

いつも利用している図書館の「新着本の棚」を眺めていて「ブルーバックス」ということで目につきました。 ちょうど別のブログ記事に前例踏襲の愚について書いていたところだったのですが、本書も、“当たり前を再考する” といった問題意識も含んだ本のようで…

〔映画〕 スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム

2024年に公開された日本映画です。 「スマホを落としただけなのに」シリーズの第3作目、タイトルどおり最終版ですが、前2作と比べて、主人公の入れ替わりがあり、ヒロインも代わっています。 サスペンスものだとすると、とてもシャビーな出来ですが、ちょっ…

殺人は容易だ (アガサ・クリスティー)

このところ気分転換に読んでいるミステリー小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ” と以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品に偏っているので、ちょっと趣向を変えて、今まであまり読んだことのない作家の方々の作品にトライして…

〔映画〕 世界でいちばん長い写真

2018年に公開された日本映画です。 実際にあったエピソードをもとにした作品とのこと、とても気持ちのいい “青春ストーリー” です。 「パノラマ写真」という風変わりなモチーフは秀逸ですね。 こういったシンプルでHappyな映画はやはりいいです。私の好みで…

バルセロナで豆腐屋になった ─ 定年後の「一身二生」奮闘記 (清水 建宇)

SNSの投稿で紹介されていたので、ちょっと気になりました。 以前「ルワンダでタイ料理屋をひらく」という本を読んで、大いに刺激を受けたのですが、似たようなモチーフの内容かと思い手を伸ばしてみたという次第です。 著者の清水建宇さんは、朝日新聞の記者…

なぜ週刊誌だけがスクープを連発できるのか: 元文春記者が見るスキャンダルの裏側 (赤石 晋一郎)

いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。 これほど直接的かつ明確に書かれた内容を示しているタイトルの本も珍しいですね。 著者の赤石晋一郎さんは、講談社の「FRIDAY」、文藝春秋の「週刊文春」の記者を経て、今はYou…

ソウルケイジ (誉田 哲也)

このところ気分転換に読んでいるミステリー小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” と以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品に偏っているので、少々趣向を変えて、今まであまり読んだことのない作家の方々の作品にトライしてみ…

美術展の不都合な真実 (古賀 太)

いつも利用している図書館の書架を眺めていて、タイトルが気になったので手に取ってみました。 著者の古賀太さんは実際、国際交流基金や新聞社の事業部で日本美術の海外展開や美術展の企画に携わってきました。その古賀さんが、様々な観点から昨今盛んに開催…

〔映画〕 ラスト・ボーイスカウト

1991年に公開されたアメリカ映画です。 「ダイ・ハード」シリーズで大人気だったころのブルース・ウィリスが主役を演じた “アクション・コメディ” 作品なので、似たようなテイストになりますね。 ただ、やはり「ダイ・ハード」のインパクトが強烈だったので…

〔映画〕 コーヒーはホワイトで

2024年に公開された日本映画です。 物語は “ミステリー” ですが、ミステリーそのものを楽しむ作品ではありません。 制作の意図は何だったのでしょう。大変失礼な物言いではありますが、この出来とこのキャスティングで興行としてのヒットを狙ったものとは到…

戦争語彙集 (オスタップ・スリヴィンスキー)

先に読んだ鷲田清一さんのエッセイ「「透明」になんかされるものか」の中で紹介されていた一文がきっかけで、気になった本です。 著者のオスタップ・スリヴィンスキーさんはウクライナの詩人。本書は、ロシアによるウクライナへの侵攻下、国内各地から彼が住…

〔映画〕 炎のランナー

1981年に公開されたイギリス映画です。 第54回アカデミー賞作品賞を受賞したと実話にもとづく作品ということで、かなりの期待を持って観たのですが、私の月並みな観賞眼ではこの作品の素晴らしさは理解できなかったようです。 1920年代の英国の世情感は丁寧…