OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary People

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ざっくりわかる宇宙論 (竹内 薫)

久しぶりに竹内薫氏の本を手に取りました。 よくありそうな「宇宙論の入門書」ですが、竹内流の語り口に期待が高まります。 宇宙論といえば、古代より人間を取り巻く環境の構造の探究ということで、古代から興味深い変遷を経てきました。そして、近現代にお…

拉致と決断 (蓮池 薫)

妻が読み終わったというので、私も借りて読んでみました。 ご存知の通り、著者は北朝鮮拉致被害者の蓮池薫さん。24年間にわたる北朝鮮での生活を書き綴ったドキュメンタリーです。テーマがテーマだけに、流石にいくつも興味深い記述がありました。その中のい…

ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書 (石光 真人)

猪瀬直樹新東京都知事の「職員向け新年の挨拶」の中で紹介されていたので読んでみました。 会津藩出身の元陸軍大将柴五郎氏の幼年期から士官学校入学までの回想です。 その具体的な内容は、柴氏本人の過酷な年少期の生活の記録としても重厚なものですが、明…

シリア アサド政権の40年史 (国枝 昌樹)

ちょうど読む本が切れたので、妻が読み終わっていた本を借りてみました。 2011年春の民衆蜂起以来、政情不安で大揺れのシリアの紹介本です。著者の国枝氏はシリア大使も歴任した元外交官です。 私自身、シリアについては全く知識がなかったので、種々興味深…

月と六ペンス (モーム)

先に読んだひろさちや氏による「「善人」のやめ方」という本の中で、仏教の教えとサマセット・モームが著した小説の主題とを関連付けて自説を語っているくだりがありました。 振り返るに、恥ずかしながら私は、モームの著作をキチンと読んだことがありません…

日本人の9割に英語はいらない (成毛 眞)

いつもの図書館の新着図書の棚で見つけた本。 私は英語が全くダメなので、タイトルに反応してしまいました。著者が成毛眞氏であることも気になった原因のひとつです。 意図的だとは思いますが、かなりセンセーショナルな筆が踊ります。 まずは、「まえがき」…

海賊とよばれた男 上・下 (百田 尚樹)

評判になった本なので手に取ってみました。 主人公は、石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造。石油元売会社出光興産の創業者である出光佐三氏がモデルとのことです。 物語は、太平洋戦争敗戦の瞬間から始まります。 戦前から石油販売を生業としていた国岡商…