OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary People

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

〔映画〕 男たちの大和/YAMATO

2005年に公開された日本映画です。 太平洋戦争終戦60周年を記念して制作された東映の大作ですが、やはり、私にはこの手の映画は全く合いませんでした。どういう設定でもどういうストーリーでもダメです。 後半の延々と続く大和の戦闘シーンがこの映画の見せ…

〔映画〕 アンブッシュ

2023年に公開された戦争アクション映画です。 実話に基づいた作品とのことで、戦闘シーンはリアリティ十分で迫力もありましたが、こういう映画はどんな関心から観るのでしょうか。 今回、私の場合は、アラブ首長国連邦・フランス合作というのが珍しくトライ…

湛山回想 (石橋 湛山)

先日読んだ半藤一利さんの著作「語り継ぐこの国のかたち」の中の「正しいことを言う勇気」という章で、“石橋湛山” が紹介されていました。 日露戦争から太平洋戦争に至るあの時期に、言論の自由を掲げ、日本が進むべき理想的ヴィジョンを説き続けた信念には…

〔映画〕 スネーク・アイズ

1997年に公開されたアメリカ映画です。 ニコラス・ケイジ主演の “よくありがち” なテイストの作品ですし、“汚職刑事” というのも彼のお決まりの役どころですね。 さて、この映画、エンタメとしては完全に “B級” なので、特に残しておくような感想はないので…

〔映画〕 岸辺露伴は動かない 懺悔室

2025年に公開された日本映画です。 荒木飛呂彦さんのコミック「岸辺露伴は動かない」を原作とした映画の第2作です。 前作の映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」はパリが舞台でしたが、本作は全編イタリアのヴェネツィアでのロケとのこと。歴史ある風情漂う街の…

薔薇の殺人 (内田 康夫)

かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。 ただ、私の出張先も以前勤務していた会社のころを含めるとそこそこの都道府県にわたる…

〔映画〕 夜明けのすべて

2024年に公開された日本映画です。 2020年に刊行された瀬尾まいこさんの小説が原作で、映画化された作品です。 このところとても気になっている若手俳優の上白石萌音さんが出演しているので観てみましたが、期待どおり、よかったですね。 主人公ふたりのキャ…

〔映画〕 劇映画 孤独のグルメ

2025年に公開された日本映画です。 元々はコミックが原作で、テレビ東京で放送されている人気番組「孤独のグルメ」の映画版です。 テレビ番組では主役の松重豊さんが、映画化にあたっては、主演に加え監督・脚本も担当したという力作です。 いかにも軽めの日…

おきざりにした悲しみは (原田 宗典)

私がときどき覗いているSNSで紹介されていました。 「おきざりにした悲しみは」というタイトルに過敏に反応する私は、いわゆる?“拓郎・陽水・かぐや姫世代” です。なので、普段、小説の類は “ミステリー系” ぐらいしか読まないのですが、さすがにこの本は気…

〔映画〕 ディア・ファミリー

2024年に公開された日本映画です。 医療の素人ながら、心臓疾患の治療に有効な「IABPバルーンカテーテル」の開発に取り組んだ技術者とその家族の年月を描いたノンフィクションが原作の作品です。 モチーフ自体はインパクトがあって心に響く内容なのですが、…

〔映画〕 レッドライン 奪還

2022年に公開されたアメリカ映画です。 評判のスコアは悪くなかったのですが、まあこの作品はあまりにも酷い出来ですね。 どこかで物語らしき筋書きが始まるのかと我慢しつつ観続けたのですが、意味不明な凄惨なシーンの連続で、結局何も始まらないままにエ…

生きる証し (姜 尚中)

いつも利用している図書館の新着本リストで目につきました。 いままでも姜尚中さんの著作は何冊か読んでいます。少し前には「生きる意味」を読みました。 本書は、タイトルが「生きる」ではじまるシリーズの第3弾。姜さん自身の “生きる証し” として残して…

〔映画〕ラム・ダイアリー

2011年に公開されたアメリカ映画です。 米国のジャーナリスト ハンター・S・トンプソンの同名自伝小説を原作とした作品で、ジョニー・デップが主演を演じました。 この映画で描かれた物語自体はわずかな期間での出来事ですが、しっかりと作り込まれているの…

〔映画〕 K‐9 L.A.大捜査線

2023年に公開されたアメリカ映画です。 アーロン・エッカート主演のサスペンス作品なので、華やかさや派手さは全くありません。ストーリー展開にもスピード感はなく、淡々とエピソードが重ねられていきます。 観終わっての率直な印象では “可もなく不可もな…

夜明けまで眠らない (大沢 在昌)

先日、大沢在昌さんの最近の作品(リペアラー)を読んでみたところ珍しく “大外れ” でどうにも不完全燃焼だったので、リベンジに隣町の図書館で選んでみた本です。 ちょっと前の作品ですが “ハードボイルド” タッチのストーリーとのこと。 エンタメ系の小説…

〔映画〕 ヴェノム:ザ・ラストダンス

2024年に公開されたアメリカ映画です。 2018年の「ヴェノム」、2021年の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」と続いたシリーズの第3作目、“完結編” という位置づけです。 よくあるアメリカ映画お得意のコミックヒーローを主人公にした “ファンタジ…

〔映画〕 アイス・ロード リベンジ

2025年に配信されたアメリカ映画です。 タイトルどおり2021年配信の「アイス・ロード」の続編ですが、主役のリーアム・ニーソンだけが前作を継いだだけでストーリーに直接の連続性はありません。 ともかく、とても “シンプル” な設定の作品です。そして、そ…

陽だまりの昭和 (川本 三郎)

いつも利用している図書館の新着本リストで目につきました。 私も、社会人になり立てのころはまだ「昭和」だったので、タイトルに釣られて手に取ってみました。 川本三郎さんの著作を読むのは初めてだと思います。 内容は、往時を写した映画・文学・歌謡曲な…

〔映画〕 麦秋

1951年に公開された日本映画です。 小津安二郎監督の作品をじっくり観たのは、本作品が初めてだと思います。 物語は、ちょっとコメディテイストも感じる “ホームドラマ” ですね。 なので、ストーリー展開というより、さまざまな人間関係のエピソードを味わう…

〔映画〕 終戦のエンペラー

2012年に制作されたアメリカ映画です。 岡本嗣郎による「陛下をお救いなさいまし 河井道とボナー・フェラーズ」というノンフィクションが原作で、第二次世界大戦終戦直後の連合国軍占領下の日本を舞台にした作品です。 アメリカ映画ではありながら、「昭和天…

全国駅そば大百科 (旅鉄BOOKS編集部)

いつも利用している図書館の「新着書」の書架を眺めていて目につきました。 学生時代は長期の休みごとに国内各地を鉄道で旅行していたのですが、社会人になってからは「出張only」になりました。なので、「駅そば」といっても名古屋駅新幹線ホームの「きしめ…

〔映画〕 花まんま

2025年に公開された日本映画です。 2005年の短編小説が原作ですが、その刊行から20年を経ての映画化というのは珍しいようです。 正直、物語自体は “そのために創作された感でいっぱい” の設定と展開なので、映画化にあたってはその表現形としての “演技” が…

〔映画〕 ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード

2021年に公開されたアメリカ映画です。 2017年の「ヒットマンズ・ボディガード」の続編で、メインのライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエックはそのままに、アントニオ・バンデラス、モーガン・フリーマンという重鎮が加わりまし…

「紫の女」殺人事件 (内田 康夫)

かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。 ただ、私の出張先も以前勤務していた会社のころを含めるとそこそこの都道府県にわたる…

〔映画〕 ラストマイル

2024年に公開された日本映画です。 “サスペンス” 作品ですが、巨大物流センターを核に物流業界におけるエッセンシャルワークの実態を舞台にしたユニークな設定が秀逸です。 ただ、物語自体としての面白さは今ひとつ、犯行の動機と実際の事件とがかなりアンマ…

〔映画〕 奇蹟/ミラクル

1989年に公開された香港映画です。 1933年製作のアメリカ映画「一日だけの淑女」のリメイク版とのことですが、監督・主演をジャッキー・チェンが務めているだけに、香港映画ならではの “アクション・コメディ” 作品に仕立てられています。 ストーリーはとも…

ホメーロスのイーリアス物語 (バーバラ・レオニ・ピカード)

私がときどき覗いているSNSで知人が紹介していた本です。 「イーリアス」については、本書の巻末「訳者あとがき」にこう簡記されています。 (p344より引用) 『イーリアス』というのは「イーリオス(トロイアの別名)の歌」という意味で、一万五千六百九十…

〔映画〕 帰ってきた あぶない刑事

2024年に公開された日本映画です。 「あぶない刑事」劇場版シリーズの第8作で、前作「さらば あぶない刑事」以来8年ぶりの新作とのこと。 シリーズを通して、舘ひろしさんと柴田恭兵さんのコンビによるワンパターン “アクション・コメディ” で本作もまったく…

〔映画〕 不死身ラヴァーズ

2024年に公開された日本映画です。 同名のコミックの実写版で “ファンタジー” 系の青春恋愛作品ですね。 “毎日記憶が消えてしまう”という設定は、ドリュー・バリモア主演の「50回目のファースト・キス」をはじめとしていくつかの映画でも使われたものなので…

アジフライの正しい食べ方 (浅田 次郎)

いつも顔を出している図書館の新着書の棚で見つけた本です。 変わったタイトルが目について手に取ってみたのですが、JAL機内誌に連載されていた浅田次郎さんのエッセイを採録した単行本でした。 内容は、掲載された媒体らしく「旅」とか「食」とかをテーマに…