2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
凝りに凝った映画ですが、その凝り方があまり私には合いませんでした。 野村萬斎さんの演技はもちろんこの作品のための演出の賜物でしょうが、そのキャラクタも含め、好みははっきり分かれるのではと思います。 紅一点の「れん」も、作品の中での位置づけが…
著者の岩田健太郎神戸大学教授は、新型コロナウイルスに汚染されたクルーズ船の実態を告発した感染症学者です。 まさにタイムリーな本のようですが、実は2009年に著者が記した「感染症は実在しない 構造構成的感染症学」を底本にした新訂版です。したがって…
全編を観たのは初めてでした。 いやぁ~、すごい映画ですね。 原作の奇抜なプロットから始まって、シナリオも、キャスティングもなかなかものですね。 薬師丸ひろ子さんは、今の彼女の姿から遡っても、なるほどデビュー当時からそうでしたかといった納得感…
タイムスリップものですから、ストーリーはそもそもが荒唐無稽です。 なので、プロットが勝負ですが、ヒットは、この作品の場合は主人公の武市半平太よりも、坂本龍馬のキャラだったように思います。 出来はというと、思いのほか素直に楽しめました。市原隼…
1973年版です。はるか以前に見たことがあるのかもしれませんが、覚えているシーンはなかったですね。 ストーリーとしては一本調子なので取り立てて秀逸だとは思いませんが、原作の着想の奇抜さとスケールの大きさがこの作品のすべてなんだと感じます。 なの…
いい意味で予想を裏切られました。 こういうプロットの作品は初めてですね。主役のキャサリン・ベルは、派手さはないのですがとても心地よい雰囲気を持っている女優さんですね。アクションシーンもカーチェイスも大人しく、過激さだけが際立った無意味なシー…
「安政遠足」をモチーフにした着想は面白いのですが、ストーリーとしてはちょっと無理筋のような気がします。 ところどころに過度な映像が織り込まれているのもどうかと思います。 佐藤健さんと青木崇高さんが戦うシーンがありますが、この取り合わせは「る…
第一作目は観ていないんですね。この続編からなので、これだけからだと今一つといった印象です。 ポール・ニューマンとトム・クルーズはそれぞれ悪くないと思いますが、このダブルキャストだと、俄然「基準値」が高くなるんですね。なので、シナリオのウェ…
NHKの「最後の講義」という番組での福岡伸一教授の講義模様を書籍として起こしたものです。 ただ、最後の講義といっても、「最後の講義だとしたら何を話すか、何を伝えるか」という問いから構成された “仮想最終講義” という立て付けです。 なので、“動的平…
シリーズものとして企画されていた第1作目とのことです。 ラストの設定は荒唐無稽のところがありますが、ヒーロー誕生の経緯を辿った物語としてはまあまあでしょう。 ただ、共演のマイケル・キートンが流石の存在感を示していた割には、肝心の主人公のキャ…
いきなり見覚えのある「西大寺町商店街」と「市電」のシーンから始まってびっくりしました。「小橋」「京橋」「東山公園」・・・。 実話にもとづく原作であるうえに、このタイプのストーリーなので、私にとってはテッパンの作品ですね。 佐藤健さんと土屋太…
このタイプの作品なので、ストーリーはあってないようなものです。 ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、そしてロバート・デニーロというキャスティングに尽きる作品でしょう。 とはいえロバート・デニーロにとっては、登場するシーンは少なくて…
「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続くダン・ブラウン原作のシリーズ 3作目になります。 この作品も観るのは3~4回目なので、シーンとしてはほとんど記憶にありました。が、今回に至ってようやく全体のストーリーが見えたという印象です。 主人…
この前、「天使と悪魔」を観たので、ダン・ブラウン原作の第一作目に戻ってみました。 もう3~4回は観ているのですが、未だにすっきりとストーリーが入ってきません。やはり何がしかのキリスト教感覚がベースにないとダメなのでしょうか。あるいは、プロ…
もやもやした雰囲気の主人公で、なかなか物語に入っていけなかったのですが、なるほど「9.11」がモチーフになっている作品なんですね。 作品を最後まで通してみると、様々な立場の登場人物の描き方もよかったように思います。特に最後の方の主人公が義理の…
かなり前になりますが、野中郁次郎教授が主催した社会人向けセミナーに参加したのですが、その事務局より送っていただいた本です。 本田宗一郎氏関係の本は「夢を力に」をはじめとして何冊か読んでいるのですが、やはり何度振り返っても刺激になりますね。 …
観たのは2回目でしょう。 ブルース・ウィリスの比較的初期の出演映画です。完全に「コメディ」なのですが、正直に言ってあまり出来は良くないですね。ドタバタ喜劇の割には、出演者のキャラクタや演技がイマイチです。 ジェームズ・コバーンもコメディ映画…
観るのはもう何回目になるでしょう。 私はミーハーなので、この手のテイストのHappy End作品が大好きです。 ジュリア・ロバーツの出世作らしいですが、この作品のジュリアは本当に魅力的ですね。すでに「大女優」の輝きを十分に放っています。なので、Hooke…
詐欺師が主人公の映画は数多くあります。 騙したつもりが騙される、どんでん返しが付き物ですから、シナリオ的にも制約がなくて作りやすいのでしょう。なので、むしろ、そのどんでん返しに「必然性」がないと、単なるご都合主義的な作品になってしまいます…
「ジュラシック・パーク」シリーズの第5作目です。 ジュラシック・パークの最大の売りは恐竜たちのリアルなVFX画像です。第1作目でのその驚きは確かに大きなものでした。ただ、そのその衝撃はシリーズが進むにつれ急激に薄れていき、観る人の関心は、プロ…
大泉洋さん主演、北海道(せたな町)が舞台の心温まる作品です。 予定調和ではあるのですが、この「予定」を上回るシナリオの素晴らしさと役者のみなさんの自然な熱演が見事でした。 私は、ともかくこういうベタに素直な作品が大好きなのです。さらに「北海…
実話をもとにしたフィクションとのことです。 エンターテインメントとしてはそこそこ楽しめましたが、プロット以上の工夫等があったわけではないので全体としては「イマイチ」という印象です。“爽快感”がないのは致命的でしょう。 キャスティングも、トム・…
「定年夫婦のトリセツ」「妻のトリセツ」と読んできて、ここまで辿り着きました。流石にこの手の黒川さんの著作はこれで打ち止めにしましょう。 さて、このシリーズ、著者としては「妻のトリセツ」は“夫”に、「夫のトリセツ」は“妻”に読んでもらうことを期待…
山田洋次監督の作品ですが、「男はつらいよ」シリーズに続くひさしぶりの喜劇映画とのことです。 「男はつらいよ」シリーズは1作も見たことがないのですが、この作品のようなテイストだとすると私には合わないですね。この手の「日本映画」は苦手です。 設…
「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」に続くシリーズ3作目です。 今回の舞台は鹿児島。前作とは異なり「鉄道」がしっかりと核として物語が組み立てられています。ただ、映画としての構成は、過去のエピ…
山本周五郎さんの原作を黒澤明さんが脚本化したのですが、志半ばで最後まで書き終えることはできませんでした。その後、助監督だった小泉堯史さんが後を継ぎ、自ら監督として完結させた作品です。 ストーリーとしては好みが分かれるかもしれません。一般的…
夏樹静子さんの「Wの悲劇」を劇中劇として、もうひとつメインのストーリーを重ねるという構成ですが、想像以上によかったですね。 その大きな要因は豪華な脇役陣です。清水紘治さん・南美江さん・草薙幸二郎さん・西田健さん・・・と並んで、さらに蜷川幸…
出来の悪い作品です。 あり得ないようなプロットで、ストーリー自体にも面白味が感じられません。主人公の高校生の行動も、動機の作り込みが不十分なこともあり、すべてが「軽率」としか見えないのです。 これほど、登場人物に共感できない映画も珍しいかも…
浅田次郎さん原作のドラマです。 映画やドラマに仕立て上げられた浅田作品は数々ありますが、これもその一つ。 ただ鈴木京香さんの演じた登場人物は浅田さんの原作にはなく、脚本家の創作とのこと。私も原作を読んでいないので無責任な言い様になりますが、…
恥ずかしながらチャールズ・チャップリンの映画はこれが初めてです。 この作品が初めて世に出たころの様子は想像すらすることはできないのですが、今観ても確かにいい作品だと思います。 ストーリー展開も小気味よくシーンが切り替わって飽きることはなく、…