OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary People

本と雑誌

透明な遺書 (内田 康夫)

かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。 ただ、私の出張先も勤務していた会社すべてでみてみるとそこそこの都道府県にわたるの…

町の本屋はいかにしてつぶれてきたか: 知られざる戦後書店抗争史 (飯田 一史)

SNSで出版社である平凡社さんが紹介していました。とても気になるタイトルだったので、いつも行く図書館で借りてきました。 著者の飯田一史さんは、出版社勤務を経て “出版界隈” のノンフィクションライターとして活動している方です。 本書は、「書店」を取…

高宮麻綾の退職願 (城戸川 りょう)

ちょっと前に、城戸川りょうさんのデビュー作「高宮麻綾の引継書」を読みました。 ありがちなキャラクタの主人公、アップダウンの激しいストーリー展開という今どきのライト・エンターテインメント小説だったのですが、そこそこ楽しめました。 本書は、その…

老いの思考法 (山極 寿一)

いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。 山極寿一さんの著作は、「争いばかりの人間たちへ ゴリラの国から「ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」」などいくつか読んでいますが、ゴリラの生態研究でのエピソ…

となりの陰謀論 (烏谷 昌幸)

いつも利用している図書館の新着本リストで目についた本です。 いま、世界的に「偏狭なナショナリズム」「悪意に満ちた排他思想」が蔓延しつつある背景には、“陰謀論の浸潤” と同根の心理的要因があるのではと思っています。 そのあたり、私としても頭の整理…

新版「週刊ポスト」は大相撲八百長をこう報じてきた (週刊ポスト編集部)

いつも利用している図書館の書架で目についたので手に取ってみた本です。 ちょっと前に、元文春記者赤石晋一郎さんの「なぜ週刊誌だけがスクープを連発できるのか」という本を読んだのですが、本書は、「週刊ポスト編集部」による “スクープ各論版” といった…

マークスの山 (髙村 薫)

このところ気分転換に読んでいるエンターテインメント小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ” と以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品に偏っているので、ちょっと趣向を変えて、今まであまり読んだことのない作家の方々の作品に…

カウンセリングとは何か 変化するということ (東畑 開人)

いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみた本です。 時折聴いている大竹まことさんのpodcast番組にも著者の東畑開人さんがゲスト出演していました。 東畑さんの著作は、以前「雨の日の心理学」を読んだことがあります。その本で…

空中ブランコ (奥田 英朗)

このところ気分転換に読んでいるミステリー小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” と以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品に偏っているようです。 なので、趣向を変えて、今まであまり読んだことのない作家の方々の作品にトラ…

落語家の通信簿 (三遊亭 円丈)

いつも利用している図書館の書棚を眺めていて目についたので手に取ってみました。 私は落語が好きで、寝る前布団に入ってから一席聴くのが日課のようになっています。 本書は、故三遊亭円丈さんによる「落語家が、落語家を論評した」珍しい本です。 あのユニ…

やっぱ志ん生だな! (ビートたけし)

いつも利用している図書館の書棚を眺めていて目についたので手に取ってみました。 私は落語が好きで、寝る前布団に入ってから一席聴くのが日課のようになっています。(ほとんど最後まで聴くことはなく、途中で寝ていますが・・・) 本書は、ビートたけしさ…

カラー図説 生命の大進化40億年史 古生代編 生命はいかに誕生し、多様化したのか (土屋 健)

いつも利用している図書館の返却本の棚で目についたので手に取ってみた本です。 私自身、「生物の進化」にはとても関心があるので、いままでも何冊か「初心者向けの解説書」を読んだことがあります。もちろん、そのメカニズムをしっかり理解したとは到底言え…

検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? (小野寺 拓 也・田野 大輔)

少し前に読んだ「誰でも、みんな知っている これは、アレだな」という本の中で著者の高橋源一郎さんが取り上げていたブックレットです。 とても気になるタイトルで、論じている内容にも興味があったので手に取ってみました。 著者の小野寺拓也さんは、東京外…

昭和二年生まれの流儀 (城山 三郎・吉村 昭)

いつも利用している図書館の新着本リストを見ていて目についた本です。 城山三郎さんと吉村昭さんという私が好きな超重量級の大家が揃い踏みした対話集ということで、大いに楽しみにして手に取ってみました。 内容は、期待どおり。お二人が語る一言一言はと…

ルポ 熟年離婚 (朝日新聞取材班)

ときどき利用している隣町の図書館の「新着書」の書架を眺めていて目についた本です。 「熟年離婚」、最近とみによく目にするトピックですね。 私も定年退職したての「無職」ということもあり、このテーマとはいろいろな意味で無関係とはいえない立場なので…

誰でも、みんな知っている これは、アレだな (高橋 源一郎)

いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。 高橋源一郎さんの著作は、以前にも「失われたTOKIOを求めて」「弱さの思想 : たそがれを抱きしめる」などを読んだことがあります。 本書は、「サンデー毎日」連載の高橋さんの…

吾も老の花 (阿川 佐和子)

いつも利用している図書館の「新着書」の書架を眺めていて目についた本です。 阿川佐和子さんの最近発行されたエッセイ集ですが、季刊誌の人気連載を書籍化したものとのこと。テーマは「老い」です。 阿川さんは、私より6歳年上なので、“高齢者?”の先輩とし…

コメンテーター (奥田 英朗)

このところ気分転換に読んでいるミステリー小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” と以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品に偏っているので、ちょっと趣向を変えて、今まであまり読んだことのない作家の方々の作品にトライし…

大村はま先生随聞記 (横山 英行)

いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみた本です。 「大村はま」さんのことは、かなり前に読んだ「教えることの復権」で初めて知り、その業績や人となりについてはとても興味を抱いていました。 本書の著者の横山英行さんは、…

朝日殺人事件 (内田 康夫)

かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。 ただ、私の出張先も勤務していた会社すべてでみてみるとそこそこの都道府県にわたるの…

水族館飼育員のただならぬ裏側案内 (なんかの菌)

いつも聴いている茂木健一郎さんのpodcast番組に著者のなんかの菌さんがゲスト出演した際に紹介していた本です。 四コママンガをはじめとしたイラストをふんだんに使ったとても変わった体裁で、興味深い“水族館の裏側”をこれでもかとアピールしていきます。…

爆弾 (呉 勝浩)

このところ気分転換に読んでいるミステリー小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ” と以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品に偏っているので、ちょっと趣向を変えて、今まであまり読んだことのない作家の方々の作品にトライして…

世界は進化に満ちている (深野 祐也)

いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。 「進化」は私が興味を抱いているテーマのひとつで、ちょっと前にもブルーバックスで「世界一シンプルな進化論講義(更科 功)」という本を読んでみました。ただ、今の私にはブ…

よりそう言葉 (五木 寛之)

以前読んだ「折れない言葉」や「錆びない生き方」と同じシリーズとのこと。五木寛之さんによるエッセイはともかく目についたら中を覗いてみたくなります。 本書は、2015年から10年間にわたり「ボケない名言」とのタイトルで「サンデー毎日」に連載されたもの…

日航123便墜落事件 四十年の真実 (青山 透子)

いつも利用している図書館の新着本の棚で目についたので手に取ってみました。 著者の青山透子さんは、元日本航空国際線客室乗務員。国内線時代には、事故機のクルーと同じグループで乗務した経験もあったとのこと。 本書は、そういった背景を持つ青山さんが…

夜刑事 (大沢 在昌)

気分転換に読んでいる大沢在昌さんのサスペンス小説です。 かなり以前、いつも聴いている大竹まことさんのpodcast番組も大沢さんご本人が紹介していました。 大沢さんの作品は、このところ「ボディガード・キリシリーズ」に手を出していたのですが、本書は、…

高宮麻綾の引継書 (城戸川 りょう)

このところ気分転換に読んでいる小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” や大沢在昌さんの作品のうち未読作あたりに集中しているので、目新しい作家さんの作品も読んでみようかと思っていた矢先、たまたまamazonのお勧めで目に…

日本語再定義 (マライ・メントライン)

いつも聴いている大竹まことさんのpodcast番組に著者のマライ・メントラインさんがゲスト出演した際に紹介していた本です。 マライさんはドイツ出身で2008年から日本に在住、流暢な日本語を駆使し翻訳家、エッセイストとして多方面で活躍しています。 本書の…

世界は基準値でできている 未知のリスクにどう向き合うか (永井 孝志 他)

いつも利用している図書館の「新着本の棚」を眺めていて「ブルーバックス」ということで目につきました。 ちょうど別のブログ記事に前例踏襲の愚について書いていたところだったのですが、本書も、“当たり前を再考する” といった問題意識も含んだ本のようで…

殺人は容易だ (アガサ・クリスティー)

このところ気分転換に読んでいるミステリー小説は、読破にチャレンジしている内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ” と以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品に偏っているので、ちょっと趣向を変えて、今まであまり読んだことのない作家の方々の作品にトライして…