2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
いろいろな方の読書案内は、自分では気がつかないような本を知るよいきっかけになります。本書もそういった期待をもって手にとってみました。 井上ひさし氏といえば、私の世代は「ひょっこりひょうたん島」の原作者という印象が強いですね。 恥ずかしながら…
図書館の返却棚で目についた本です。 池波正太郎さんの著作は、エッセイの方は何冊か読んだことがあるのですが、小説は一冊も読んでいません。 本書は、池波作品にちなんだ東京下町ガイドなので、小説未読の私にとっては有難味半減ではありますが手に取って…
著者の御厨貴氏は政治史学者ですが、オーラル・ヒストリーの専門家でもあります。その著者が「質問力」について語った本です。 具体的な内容は、インタビューの質を向上させるためのTips集といった趣きです。 たとえば、インタビューにあたっての「事前準備…
久しぶりに「生物学」関係の本を手にとってみました。 著者は「棲み分け理論」で有名な今西錦司氏です。 本書は、今西氏の学究成果の中でも初期の代表的な理論的論考です。 加えて、本書は今西氏にとっては、大きな決心のもとに書かれたものでした。それは、…
著者の山田真哉氏はミリオンセラーとなった「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」で有名ですね。 タイトルをみると、いかにも先年NHK大河ドラマで「平清盛」が取り上げられたことにタイミングを合わせた感ありありの著作ですが、その実は、面白い切り口からの…
アメリカを中心に話題になっている本です。 「雇用問題」をテクノロジーの進化との関わりという文脈の中で議論しています。 産業革命以降の世界経済の動きは、世界恐慌等の谷間はあるにしても、基本的には拡大基調でした。それに併せて雇用も順調に伸びてい…
あまり「小説」を読む方ではありませんし、「○○賞受賞作品」といったものにも疎いのですが、たまたま、いつも行く図書館の返却棚で目についたので手にとってみました。 小説なので、あまり詳しくはご紹介しませんが、登場人物が魅せた印象的なたシーンをふた…
「2013年本屋大賞」に百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」が選ばれました。 私も昨年読んだのですが、確かに気持ちの良い物語でしたね。芯の通った経営者の生き様はとても刺激的です。 本書もそういうテイストの本として手に取ってみました。 主人公は、第一…
下巻の後半は、19世紀から現代に至る期間の解説です。 その幕開けは、18世紀のイギリスに始まった産業革命とフランス革命を代表とする民主革命でした。(p230より引用) 政治の弾力性と、その権力の拡大。これが西欧文明における民主革命がもたらしたふたつ…
下巻がカバーするのは、西暦1500年ごろから現代までです。 まず最初の一区切りは、1500年から1648年まで。 1648年は、三十年戦争が終結した年です。講和条約として締結されたヴェストファーレン(ウェストファリア)条約により、神聖ローマ帝国の影響力が薄…